駿河一国33観音巡拝その3

(熱海)東光寺→(沼津)潮音寺→蓮光寺→長谷寺→広大寺→(富士)福聚院→妙善寺

前回は晴天でしたが、今回は1日雨に降られました。静岡まつり(浅間神社廿日会祭)の時期です。
「お練りには雨が降る」と言われているので、そのせいじゃない?

@ 番外 日金山東光寺 (熱海)

バスを降りてから山道を下ります。
周りに人家はなく、雨降りの今日は
他に人の姿も見えなくて、淋しい
感じです。でもこの旗の数ですから
お参りする方の多さが想像できます。


かわいい狸の置物。
蛙もありました。

 



ご本尊は地蔵菩薩です。

両側にはびっしりと小さなお地蔵様が
まつられています。
本堂にあがらせていただき、いつものように「般若心経」「延命十句観音経」
「普回向」をよみ、御詠歌をお唱えしました。

A三十三番札所  東海山潮音寺 (沼津)

亀鶴観音の由来である亀鶴姫の
お話を聞かせていただきました。

B三十二番札所 安養山蓮光寺(沼津)



立派な山門でした。


桜がきれいでしたが
雨で残念でした。



しだれ桃


雨降りで濡れているのに
上がらせていただきました。
位牌堂、


C 三十一番札所 千本山長谷寺(沼津)

綿布120反(200畳あまり)に描いてあるという
観音像は毎年四月下旬にご開帳されるそうで
案内が貼ってありました。本堂前の両脇に
見える四角なコンクリートが、それを掛ける
支柱の台ではないかと思います。
静岡には珍しい時宗のお寺です。


沼津の市中は車が多く、予定より時間がかかりました。 晴れならば千本浜でお弁当という予定でしたが
雨のためバスの中での昼食、それも一時頃になってしまいました。

D三十番札所 赤野山広大寺(沼津)

広大寺の奥の院である赤野観音は、茶畑の中に建っていますが飛騨の名工甚五郎の作と言われており
凝った造りです。あいにくの雨なので、軒下で御詠歌をお唱えしてから、お堂の周りをぐるっと一回り
しました。この辺りは第二東名の工事中で、付近の様子もだいぶ変わったそうです。

  

 

↑ 西国三十三観音の像

←雨降りのせいもあり、また木立の中なので薄暗く
中は全く見えません。でもカメラを戸の格子の間から
入れて写してみたら、天井の竜の絵が見えました。


E 二十九番札所 円通山福聚院(富士)

高台にあり眺めのよいお寺でした。

 



布袋さんの前で一枚。

F二十八番札所 藤沢山妙善寺(富士)

桜が見事でした。雨降りでなければ・・・。
でも晴天だったらきっと多くの人が居て
こんなにゆっくりお参りできなかったこと
でしょう。

観音堂の中にはすばらしい仏像が
たくさん安置されていました。ご住職には丁寧に
説明していただき、小栗判官と照手姫の
お話もうかがいました。

  

 

今回は熱海まで行ったことや、途中車が混んでいたので少し遅く6時半頃の帰着となりました。
富士から静岡までが、予想に反してすいていてスムーズに帰れたのは幸いでした。
何のトラブルもなく行ってこられて本当に良かったです。これからは農家が忙しくなるので
次の第4回は11月の予定です。