簡単お菓子  平成28年1月〜12月
                                   

少々マンネリ気味のお菓子教室、それでも今までと同じように少しずつメンバーの
入れ替わりがあります。だからマンネリ気分がしないのかも・・・。
木曜の夜を月曜に変更したので、月曜から水曜までの5コマです。
写経やら御詠歌、季節を楽しむ会などの他に、新たに今年からヨガ教室が始まったので
曜日を寄せました。

12月

毎月4週目にやっているのですが、12月はさすがにそれでは遅すぎる、3週目は他の教室もある、
というわけで2週目です。先月最終週にやったあと、間がないので、試作をするのに大慌て。

コーヒー大福は毎年12月に作ることにしています。生クリームを餡でくるむので、なかなか一人
では大変です。大勢でせーの!!と作業した方が楽ですから。

久しぶりにクッキーを作りました。私は型抜きなどはとんでもない、せいぜいスプーンでぽとぽと
落とすか、天板にダーッとながして後から切るか、の楽々クッキーしか作りません。

酒かすを以前に貰ったので、それを使ってできないかとレシピを
探して、見つけたのが酒かすクッキー、丸い方です。酒かすとおろし生姜を入れてあります。
ちょっと不思議な味で、食べ出すととまらない感じ(^_^;)。

もう一つはたまごサブレ、こちらは本には丸く型で抜くようになっていましたが、型抜きするに
はほんの少しやわらかいので四角く延ばして、包丁で切っただけ。使用するのは卵黄と油な
どで、混ぜて延ばすだけなので簡単です。噛むとさくっとして、卵ボーロみたいな味がします。

どちらもかなり砂糖が少なめです。



  
11月

今回も2品とも新作。と言っても、オリジナルではありません。

大福の応用で、「こぼれ萩」「ごま大福」
こぼれ萩の方、色つけの抹茶を入れすぎて、こんなに濃い色になってしまいました。
けしの実をふってありますが、なにかピンクなど色のついたものをふったらより「萩」の
感じが出るとは思います。まぁ素人の作ですからこんなところで。

  

片栗粉を払って、少し水でぬらしてけしの実をふりかけたのですが、こうして拡大して見ると
水でぬらした後が見えてちょっと残念。ごまは思ったよりも表面にくっつかなかったです。
もっとびっしりつくと良いのですが、濡らしたくなかったのでこの程度で。

マフィンですが、最近流行の、砂糖やバター、卵不使用のマフィンです。豆腐の裏ごしが
入っていますが、豆腐のにおいは全くしません。砂糖の代わりにメープルシロップ、バター
の代わりに紅花油、を使ってます。メープルシロップは高いし、家庭に常備するものでも
ないので、私のお菓子教室にはふさわしくないとも思いましたが
こんなものもあると紹介する意味で取り上げてみました。
マフィンはかぼちゃ入り、バナナとチョコチップ、ジャム入りの3種です。

 



かぼちゃ入りは色が黄色いのでわかりますが、バナナ入りはチョコチップが一つ表面に出ている
だけなのでわかりにくいですね。ジャムは小さじ1杯くらいを中に入れたのですが、これは表面に焦げ目が
うまくつきました。

感想を聞いてみたところ、「やさしい味だね」「豆腐の味は何も感じないね」とのことでした。

砂糖不使用と言ってもメープルシロップで甘味をつけているわけだから、糖分は入っています。
私は賛成していませんが、糖質オフが盛んに言わるので、そういう菓子の本も買ってみました。
小麦粉の代わりにアーモンドプードルを使ったり、砂糖の代わりに甘味料、バターやチーズを
どっさり使っていて、私には作ってみたいと思えるものはなかったです。


10月

  

お友だちから紹介して貰ったケークサレとごま羊羹です。今回は二つとも新作。
考えてみるとここ10年ほどで、忙しいながらも今が一番時間的に余裕があるのかも、
と思いました。新しいお菓子を紹介したいと、いろいろな本に印をしてあるものの、
なかなか試作の時間が取れませんでしたから。

ケークサレにはウィンナソーセージ・じゃがいも・ピーマン・冷凍コーンを入れました。
材料調達の手前、材料は何を何グラム入れるか決めましたが、家庭で作るには
適当でいいよと言っておきました。じゃがいもとピーマンは夫の作です。今年じゃがいもは
4種類作り,その中の男爵とノーザンルビーを使用。ノーザンルビーは皮も中もピンク色で、
切るとまるでソーセージみたいです。シチューなどにはいっているとき「お、肉か?なんだ芋
か・・・(-_-)」という声が聞こえたりして(笑)。今年の夏はピーマンが豊作で、少し固くなりまし
たが、まだ採れています。そろそろこいでしまおうかと言ってますが。

ごま羊羹は要は水ようかんに練りごまを入れただけ。でも練りごまの濃厚な味と香りがたまりません。

今回はあっと言う間にできる物ばかり、なぜかというと、11/3のそらの道まつりに売るかぼちゃまん
じゅうのあんこを丸めて貰うからです。月曜は7人いたので、200個ほど丸めて貰いました。冷凍
保存して、11/3当日の朝、まんじゅうを作って貰います。

そしてこの教室の間に、祭りのお手伝いをしてくれる人の確認作業。まつりまであと一週間ほどと
なり、買い込んだ材料や借りてきたオーブンなどが並んでいます。

ちなみに、この2つの他にも試作したものもあり、2品のうち1品だけでもしばらくは新作デビューが
続きます (^。^)v


9月

かぼちゃまんじゅうとカステラケーキを作りました。

かぼちゃまんじゅうは皮にも餡にもかぼちゃを混ぜます。こんな風に表面にへこみを入れて、
皮を飾って、かぼちゃの形にしますが、蒸すとふくらむので、生の状態の時に期待するほど
きれいなへこみは出ません。

  

カステラケーキはスポンジケーキとパウンドケーキの間くらいの食感です。卵白を泡立て、
溶かしたバターと牛乳を少し加えます。



8月

例年休みにするのですが、今年は希望者のみということで「シリアルナッツバー」と「お月見」

安倍ごころ「気楽に和菓子」  7月29日

毎年頼まれるのですが、定員は12名、応募は定員以上なので未経験者優先、となると毎回
新しい人たちです。

というわけで、去年とほぼ同じ物を作りました。
「ブルーベリー大福」「うぐいす餅」「きなこすはま」の3品で10時から12時まで、時間いっぱい
かかりました。

大福もうぐいす餅も基本は同じですが、見た目は全く違います。基本を押さえれば応用が利く、
ということを教えたくて決めたメニューです。取り粉の片栗粉が余るのは仕方ないとして、きな
粉の方は再利用をと思いすはまを作りました。

白玉粉と水を混ぜて加熱し、これを糊のようにして、きな粉と砂糖を練り、粘土細工のように
「栗」「団子」のように形作ります。

持ち帰りは大福・うぐいす餅それぞれ6個ずつ、会費は700円でしたか、たくさんお土産があって
喜んで貰えたようです。

ブルーベリーをいちごに替えればいちご大福ができますからね。

  

  



7月

  

かぼちゃのパイです。さすがに生のかぼちゃだと私が下ごしらえをしきれないので、生協の
冷凍かぼちゃを使用。最近は下へ敷く紙が、角形の方が楽なので、こればかりです。
かぼちゃのパイは簡単に作れますが、人気は高いです。かぼちゃのプリンも作ったことがありますが
同じような材料を使うので、それなら毎年このかぼちゃのパイを作るようにしようかと
思いました。

 水まんじゅう

赤く見えるのはクランベリーで、餡は白あんを抹茶で染めた緑色です。
右はこしあんで、桜の花の塩漬けを入れましたがよく見えないですねえ。

6月

  

青梅と春霞です。粉末茶で色をつけた生地で黄味あんをくるみました。
もう少し緑が濃い方が青梅らしいかな。これは熟してきた梅(^_^;)
先月と同じく、黒米の煮汁で生地に色をつけ、黄味あんをくるんで、さらに氷餅を眩しつけた
春霞。食紅で色をつければもっと明るいピンクになるでしょうけど。

水ようかんは、白あんに桃の缶詰の刻んだものを混ぜました。黒い方はごく当たり前の
こしあんで作った物。売っている物は、こしあん・粒あん・抹茶味くらいなので、なにか
混ぜてみようかとクックパッドなど探したのですが、これはというものは見つからず
(というか、こしあんになにか混ぜるという物はほとんど無かったですね)
時間もなかったので単純な水ようかんにしたのですが、会員さん曰く
「何も入れないのが良いよね」(^_^)、だそうで、そうか・・・。
水ようかんは餡を薄めて寒天で固めるだけなので、教えるのは気が引けるくらいですが
「簡単にできるのね」と言われると、ああそうか、これでいいのかと安心します。

5月

  

今月はよもぎ餅とカスタードチーズケーキです。
寺の周りで摘んだよもぎを使って作ったよもぎ餅、今回はフライパンで焼き目をつけてみました。
三坂屋では栗の甘露煮をちょこっと載せて、焼き目をつけたよもぎ餅を「野焼き」という名で売っています。
栗はないので黒ごまをぱらり。
ピンクの方は黒米の煮汁で色をつけ、餡は白あんに味噌を混ぜたみそ餡です。

チーズケーキは、カスタードクリームを作って、それにクリームチーズを混ぜて焼いたもの、卵・チーズ・生クリームで
作った普通のベークドチーズケーキよりも薄味です。

教室で作ったのではないのですが。湯飲みに入っているのは「抹茶のくずプリン」、今日別口で会合があったので
お客様のために作りました。豆乳に抹茶を混ぜ、葛粉で固めてあります。甘納豆を 散らし、食べるときに黒蜜を
かけました。いただき物の萩焼の小さい湯飲みがあるので、使ってみましたがなかなか良い感じです。この大きさの
湯飲みは玉露な どを飲むときに使ったり、お茶会でくみ出しに使ったりするのでしょうが、実際にはなかなか使う
機会がないので、我ながらよいアイデアだと自画自賛 (^_^;)。先日はごまプリンを作って入れてみました。



4月

今月は大福の応用と蒸しパンの応用

  

とある店で妖怪いちご大福なるものを販売という写真を見たので作ってみましたが、
犬みたい(^_^)
ちなみに、↓は私がその前に試しに作った物、それとごまもち
黒ごまを混ぜた大福生地はドラゴンフルーツみたいだ!!との反応。
餡には練りごまを混ぜてあるので、ごまの風味濃厚でおいしいです。

 

チーズ大福はクリームチーズを餡に入れてあります。見た目はただの大福なので写真はなし。
生クリーム大福は作るのがなかなか大変ですが、生クリームの代わりにクリームチーズ少々を
餡でくるんであるので、作るにははるかに楽です。。チーズの塩味がアクセントになり、
餡とチーズの相性もまずまずです。あまりチーズが多いとしつこいので、茶さじでチーズをすくって
入れた程度です。

  

左はチーズ蒸しパンで、クリームチーズを練り込んであり、牛乳も入っています。
右はすり下ろし人参を混ぜ、上にスライスチーズを載せて蒸してあります。
色がきれいです。

以下、妖怪コンテスト(^_^)

  

3月

今月は黄身しぐれとロックケーキ
黄身しぐれは蒸し時間10分、ロックケーキは焼くのに15分、とどちらも時間がかからないので、どのグループも
早めに終わり、たっぷりおしゃべりを楽しむことができました (^。^)v。

  

白あんの水分をもう少し飛ばすとよかったかも・・・生地がやわらかくて丸めるのが大変そうでした。

2月

今月はシュークリームと大福の応用。
シュークリームはやはり気を遣います。焼いたばかりでは、持っていって貰うわけにいかないので、
前日に私が1グループ分作り、あとは次々に繰り越します。そのグループの焼いた分は次のグループ
が持って帰るわけです。

タネというか皮の部分を作ったあと、普通は絞り袋に入れて天板に絞り出します。私は面倒なので、
スプーンですくって置くだけ。
右は失敗作。夕べ2回作ったのですが、2回目がこれ。なんか、ゆるいなあと思ったのですが案の定です
.原因は卵の量が多かったからか・・・。他の材料はき ちんと計ったそうなのでゆるいとなると考えられる
のは卵。私が使っているのは、生協の味彩卵ですが、これはとても黄身の色がきれいです。

ただし大きさは混じり。本来なら二つ目の卵を入れるとき、別の器に割りほぐして、少しずつ入れて、
タネの固さを調節するのですが、それをサボったからです。M玉ばかりの卵パックだったら良かったのですけどね(^_-)☆ 。

タネを天板に置いたらだらっと流れてしまい、全くふくらまなかったので、残ったクリームをつけてみなで
食べました、「味はシュークリームだよね」(笑)

大福は季節に合わせて、うぐいす餅と白梅。もう一つはけしの実をまぶして
けし餅にしました。ところが1日目の午後と夜の2グループで、けしの実を使い切ってしまったので、さて、
今日はどうしよう・・・?柚子の砂糖漬けをいれたも のにしようか?と訊いたら、くるみ大福が良いとのことだったので
それにしました。1日目の夜、けしの実が亡くなってしまった人にはは桜の花の塩漬けを飾って持って帰って貰いました。
4色になったので喜んでいましたが(^_^;)、

  

右が失敗作

  

1月

今回はおまんじゅういろいろと、バナナケーキです。
さくらまんじゅうから時計回りに、黒糖、みそ、よもぎです。

他にコーヒー・お茶・しょうゆなどできるけど、なにがいい?と訊いたら、月曜のグループは
これらを選びました。しょうゆ饅頭を作ったグループもあります。

今日は参加者が7人だったので4種できましたけど、小人数だと種類が減ります。
1回に12個できて、各自持ち帰り分が6個なので、今回は7人で4種作ったというわけです。

りんごケーキはサラダ油(最近はサラダ油でなくて紅花油などを使っています)を入れますが、
バナナケーキではバターを使います。バターもやっと出回り始めて制限無しに買えるように
なり助かりました。

 

「お菓子って安くできるのね」と会員さんが一様に言います。まんじゅうの場合、12個作るのに
小麦粉が100g、あとは砂糖・重曹などと水だけです。餡をあり合わせのさつまいもで作ったりすれば
本当に安上がりです。少々できばえが悪くても、あんこがはみ出ていても、蒸し立ての温かいおまん
じゅうを食べればニコニコです。少しでも家でお菓子を作る事が増えれば、私にとっては
一番嬉しいことです。