四国八十八カ所お遍路の旅 その1のC


さて、いよいよ今回の最終日です。

三十番札所  百々山善楽寺


  

まだ7時20分くらいです。朝の清々しい空気に包まれてお参りスタートです。

   

梅見地蔵は首から上の病気にご利益があるそう。

三十一番札所 五台山竹林寺

本堂が工事中で残念でしたが、庭のみごとさ、さすが夢窓疎石の作です。
きれいな写真が撮れなくて本当に残念です。
紅葉も満喫できました。

 

 

  

門前には高知が生んだ世界的な植物学者、牧野富太郎記念館と県立植物園が
あります。

三十二番札所 八葉山禅師峰寺

「ぜんじぶじ」と、読みます。

  

仁王門から本堂までは階段を上ります。
お参りを済ませると眼下には海が見えました。やや、風が出てきて山の上なので
心配しましたが、さほど寒くなくよかったです。

 

境内はこんな風に岩がごつごつしています。露出オーバーなのが残念。

    

広い霊園が造られていましたが・・・

桂浜 

  

三十三番札所 高福山雪蹊寺

数少ない臨済宗の札所です。お参りしたときには気がつかなかったのですが
かの有名な山本玄峰師が出家したのがこの雪蹊寺でした。
そのつもりで拝観してくればよかった・・・後の祭り




三十四番札所  本尾山種間寺



三十六番札所 独鈷山青龍寺

  

元横綱朝青龍の名はこの寺名に由来するそうです。相撲留学していた明徳義塾高校が
この近くにあり、この寺の石段でよくトレーニングをしていたそうです。

二十八番札所 法界山大日寺

 ここでは珍しく団体の人たちと出会いました。

二十九番札所 摩尼山国分寺

 

とうとう雨が降ってきました。それでも四日間、スムーズにお参りできました。
参加メンバーもとても喜んでくれたので、 私も嬉しかったです。
次回は、抜かした三十五番からお参りを始めます。
今回、この時季にきて、何よりよかったのがすいていたこと。
本堂や大師堂でゆっくりお経をあげることができました。
残りの二回のうち、次回はまた同じ時期、そして最後は花の季節も見たいから
春にと決めました。階段のある寺も多いので、足を鍛えて次回に備えましょう。

今日の昼食を食べた「麦庵」という店では、帰りに暖かいゆで卵を人数分持たせて
くれました。「お昼を食べたばかりでおなかいっぱい」と言いつつ、「やっぱり暖かい
うちに・・」と全員、すぐに食べてしまいました。

傘を濡らすと荷物になるからと、運転手さんの好意で傘を貸していただき、坂出まで
送ってもらいました。四国を横断(縦断?)する高速道路、高知自動車道があるので、
坂出までは2時間もかからないのです。それで坂出発・着で企画してくれたそうです。
駅につくとみんな携帯で、大きな声で報告し始めました。
「天気でよかったよ」「楽しかったよ」、私も楽しい四日間を過ごせてよかったです。
今回はゆっくり準備する暇がなかったのですが、次回以降はお参りする札所を
きちんと調べて行くつもりです。細やかに面倒をみて下さった運転手さん、本当に
ありがとうございました。