四国八十八カ所お遍路の旅 その2のA

42番札所 仏木寺 (ぶつもくじ)

  

鐘楼の屋根が茅葺きです。

43番札所 明石寺 (めいせきじ)

 

  

トイレを借りた売店、「もう買うまい」と思ったけど、やっぱりまたお土産を買ってしまいました。
本堂は工事中です。

番外 十夜ケ橋 永徳寺

昔、弘法大師が行脚のおり、この辺りにさしかかった時、日が暮れてしまい、泊まるところもなく
空腹のまま小川に架けた土橋の下で野宿をされました。その折 に、一夜限りとはいえ夜明け
までの時間が十夜の長さに感じられ「行きなやむ 浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の橋と
思ほゆ」と詠ったことから十夜ヶ橋と名 がついたといわれています。

  

川の中には鯉がいっぱい

  

布団がた〜くさんかけてあって、暑くないかな(^_^;)

 本坊 永徳寺大師堂

彫刻が見事です。

宿との距離の関係で回る札所の順番を変えました。

48番札所 西林寺

  4時を回りました。

49番札所 浄土寺



二日目はここまでで、宿に入りました。

  

能舞台のある豪華な宿です。ずっと前、松山で御詠歌大会があったとき、泊まったのが
ここでした。そして父もここに泊まっています。

父の感想です。
部屋は8帖で1人では勿体ないと思う。食事も沢山あって豪華、隣に能舞台ガあって、お客は吾1人、
気の毒である、それでも、ひととおり舞った。

父は9/21に泊まっていますが、この日はけっこう大勢の泊まり客がいました。

3日目(11/28)

51番札所 石手寺

生まれた子どもが石を握っていたという衛門三郎再来の伝説の寺。
広くて見どころもいっぱい

  

                            何でもやってみます (^。^)v

  

50番札所  繁多寺

  

山の中腹にあってなかなかよい眺めです。
前回はお遍路シーズンの終わり頃だったせいか、どこもすいていましたが、
今回はどこも混んでいます。バスの参拝客も多かったです。
混んでいると、読経の時に待っていたり、トイレも混むので時間がかかります。

繁多寺から八坂寺に向かう途中、特別番外文殊院裏の水田の中に衛門三郎の8人の子どもの
墓と言われる物があります。車中から眺めておしまい。

  

文殊院の北西、愛媛県生涯学習センター近郊にある、8基の古墳群。
衛門三郎の8人の子供たちの墓であるとの伝説があり文殊院所有の
境外地となっている。それぞれの古墳上には小祠が置かれ石地蔵が
祀られている。古墳時代末期の円墳と方墳と推定されるが開発等により変形している。
47番札所 八坂寺


  

46番札所 浄瑠璃寺

 

交替で抱いているのは「抱っこ大師」、幼少時の大師の姿を写した木彫りの像

44番札所 大寶寺

  

浄瑠璃寺から大寶寺へ至る道は、山を上ったり下りたり細い道でした。
大寶寺に着いたのはお昼前でしたが、まだ氷が残っていました。落ち葉を掃いている
人がたくさんいましたが、寒そうでした。

 掃き終わったようでこの通り。

大寶寺を出てから岩屋寺に向かい、国民宿舎「古岩屋荘」で昼食、NHKの「ひるブラ」で
静岡をやっていました。久能山など映っていましたね。

45番札所 岩屋寺

  

標高700m。奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるように堂宇がたたずむ典型的な
山岳霊場です。車を降りてからかなり歩くし、ところどころ坂道も急で高齢者にはちょっときついです。
父の記録をみると「この寺は参道が長い、約1kmくらいかと思った」と案外あっさり書いていますが
80歳過ぎの父には決して楽ではなかったと思います。生きているうちにこんな感想を話し合うことが
できたらよかったのにとつくづく思います。運転手の吉原さんもけっこうきつそうでした。

  

梯子段を上った上は「法華仙人堂跡」、小さな祠があります。

四国88箇所の公式HPによれば

神仙境をおもわせる境内は、むかしから修験者が修行の場としていたようで、さまざまな
伝承が残されている。
弘法大師がこの霊地を訪ねたのは弘仁6年とされている。そのころすでに土佐の女性が
岩窟に籠るなどして、法華三昧を成就、空中を自在に飛行できる神通力を 身につけ、
法華仙人と称していたという。だが仙人は、大師の修法に篤く帰依し、全山を献上した。
大師は木造と石造の不動明王像を刻み、木像は本尊として本 堂に安置し、また、石像を
奥の院の秘仏として岩窟に祀り、全山をご本尊の不動明王として護摩修法をなされた。

その女性の仙人が法華仙人なんですね。

私は高所恐怖症、それでも上りました。あと上ったのは章子さんとさと子さんの二人。
「70歳前なら上ったのだけど」と美代子さん。
恐いけど、二度と来ないかも知れないのなら、なんでも体験して帰ろう・・・(^_^)です。

  

弘法大師が掘った穴禅定、20mほど入ると独鈷の霊水が湧いています。
途中が狭いので、頭をぶつけたり・・・。