あしたのつぶやき                                    


17.10.31

 明日は買い出しなので、本堂の茶席の支度などをした。

17.10.30

 今日は午後からG邦友の練習。2月に慶雲寺と橘小で演奏をするので、それに向けての練習。

17.10.29
  
 塩漬けにした大根の水があがったので、甘酢に漬けた。
 畑に野菜を採りにいったら、ピーマンがけっこうたくさんあった。茄子ももうそろそろおしまいだが
(葉が枯れてきた)小さい実が幾つもついていた。春菊を採ってきて茹で、若い水菜は大根とサラダに
した。こかぶがだいぶ大きくなったので、初めてぬか漬けにした。
近所の人に冬瓜や瓜をいただいたりして、お陰様で野菜には困らないので助かる。

 今日は箏のレッスンの日。とても練習が十分とは言えず、遅々として進まないのだががんばろ。 

17.10.28

 今日はプランターの整理をした。ポーチュラカの花が咲かなくなったので、抜いてしまい、土を
入れ替えた。と言っても新しい土を取ってきたわけではなく、一度空けて肥料や灰を入れたのだけど。
月曜に生協の共同購入でパンジーの苗が届くので、それを植えるつもり。
晴れて暖かく、こんな作業をしていたら、すっかり汗をかいてしまった。
そらの道まつりでよその人もみえるので、あちこち片づけておかなくてはいけない。

午後と夜はお菓子教室。火曜から続いたお菓子教室も今月はこれでおしまい。

17.10.27

 今日は御詠歌の稽古。帰りに福引きの景品の雑貨を100円均一ショップで買ってきた。
125個。雑貨はかさの割りに重くはないが、ジュースを20本買ったので、全部一度にぶら下げたら
重いこと。去年もそうだったが、この店は店員さんが私のそんな姿を見ても知らんぷり。
(文句を言うなら店を替えればいいのだけど、通り道にあるのはここだけ(^_^;))

3年ほど前に行った店は、店長さんが自ら段ボールを持ってきて入れてくれ、車まで運んでくれた。
この店で買えばいいのにって?そこは遠い(-_-)。

17.10.26

 昨日、大根を届けて貰ったので、早速塩漬けにした。甘酢漬けにしてまつりの時のスタッフの弁当に
入れ、余ったら売る。10kg漬けただけなので売る分は大してできないと思う。

去年は大根が不作のため漬けなかった。一昨年は40kg漬けた。去年やらなかったため、今年も
やめようかなと思っていたが、毎年お願いしている農家で、今年もまつりのために間に合うように
大根を作ってくれたそうなので、漬けることにしたのだ。

17.10.25

 今日は御詠歌の会員さんが奉仕作業に来てくれた。毎年「そらの道まつり」の前になると
薬師庵の掃除をしてくれる。今朝も9時に集合してまずは薬師庵の掃除。雑巾から箒まで
持ってきてくれた人もいてその心配りには感動。70代から80代前半までの4人だが、せっせと
窓ガラス拭きなどをして、その後は周りの草取り。11時半頃までやってからお昼を食べ(お弁当持参)
午後は御詠歌の稽古。当日奉詠する「薬師如来御和讃」の練習をした。

 しかし、普段から畑仕事などをしていつも体を動かしているためか、皆さん本当にタフである。
御詠歌のあとは楽しくおしゃべりして解散。最近夜更かしの続いた私はおしゃべりを聴きながら
居眠りが出てしまった(笑)。

それからそらの道まつりの買い出しに出かけた。今夜からお菓子教室なので、まつりで売る
「黄身しぐれ」のあんを丸めて貰うため、あんこなどを買ったのである。黄身しぐれは240個作る
つもりだが、前日だけでは時間が足りないので(あんと皮とで倍の480回丸める作業があるから)
あんだけ先に丸めて貰い、冷凍して取っておく。

 夜はお菓子教室で、今回は「りんごケーキ」と「さつまいものモンブラン」「スイートポテト」を作った。
なかなかハードな1日であった (^。^)v。

17.10.23

 今朝は寒かった。もう10月後半なのでこれが本来なのだろうが、「日なたが気持ち良い」という
言葉が思わず出て、秋の深まりを感じた日だった。

17.10.21

 今日は、秘在寺「季節を楽しむ会」のメンバーとともに、柴屋寺さんでお茶の稽古。
11/3のそらの道まつりでは私たちでお茶席を設けるので、10月の稽古は柴屋寺さんのお茶室で
本物のお茶会の雰囲気を体験するのである。柴屋寺さんのお近くの方たち「季和の会」の皆さんと
(私とは別の日にお茶を習っている)寺庭さんと3グループが一同に会するのだが、思いもかけず
いろいろな方とのおつき合いが広がって、楽しいし、とても助かる。
そらの道茶席も秘在寺の会員だけでは人数が足りなくてとてもやれない。丸子の方たちに手伝って
貰えるからできる。また、あちらの方もとても楽しみに来てくださる。感謝感謝。

ポーチュラカがさすがにもうおしまいの様子。花がほんの少ししか咲かない。
かといって抜いてしまうのもしのびない。でも来週には生協で注文したバンジーの苗が届くので
プランターを空けなくてはならないか。

17.10.20

 今日は静岡東教区寺庭婦人会秋の研修会。

17.10.19

 町へ出る道の途中で見かけたのだが、それほど背の高くないこんもりとした木に青い花が
いっぱいに咲いていた。車を運転しながらなので、そばで見たわけではないのだが「何だろう?」と
考えつつ何回か通るうちに、あれは朝顔のつるがいっぱいにからみついて一面に咲いているのでは
ないだろうかと考えた。

そうだ、来年はうちでもやってみようか。 朝顔も少し咲いているのだが、来年は置く場所を考えて
みよう。今年、檀家さんの知り合いが朝顔の苗を下さった。苗といってもつるが太くて長く伸びていて、
葉も通常のものとは形が少し違う。朝顔だが昼まで咲いている種類だとのこと。これの種を取っておいて
来年、私もあんな風に咲かせることができたらいいなあ。

17.10.18
 
 生協の共同購入をやっているのだが、そこで新しい和菓子の本を見つけ注文しておいたのが
届いた。既に一冊持っているのと同じ松井ミチルさんの本である。早速めくってみたら、作りたく
なってしまった。忙しくて箏の稽古が充分できないこともあるし、できそうなお菓子はほぼ挑戦済みだと
思ったので、もう新規開発はやめたと先日書いたのだが、どっこい(^_^;)。作れそうな物をピックアップした
ので、また作ってみようと思う。
 
 また枝豆をいただいたので、再度あんを作った。そして前に貰ったおからが冷凍庫に入ったまま
だったので、思い立ってお菓子を作ってみた。報告はお菓子教室のページで。

丸々3日間雨が降り続いている。今日は昼からあがるの予報だったが、
結局夕方までしょぼしょぼ降っていた。
ふと外を見たら夕焼けがきれいだったので、カメラを持って出た。
そこへ電話(-_-)。
もっときれいな夕焼けだったが、わずかの間に薄れてしまった。

 

17.10.17

 この地域でも集落排水事業が行われることになったのだが、いよいよ郷島でも、数日前から工事が
始まった。まずはバスの通っている県道を掘り返している。車は迂回路として農道を通るのだが
狭いでこぼこ道で、大きい車は大変だと思う。雨が降れば大きな水たまりができるので、砂利を敷くと
いう話が出たらしい。住んでいる人は不便とは言っても勝手がわかるから良いが、外部からくる人は
わかりにくいだろうなあ。

17.10.16

 一国参りのチラシを先日配ったのだが、ポツポツと申し込みを持ってきてくれる。
反応があったのでほっとした。

17.10.15

 今日は子ども会。和尚が臨済寺の入制開講で不在なので私一人で奮闘(^_^)。
来たのはなんと16人とけっこう多かった。

般若心経のあと、粥座。先日和尚がさつまいもを掘ってきたので、今日はさつまいも粥。
人数も多かったので、お粥もみそ汁もきれいになくなった。
「僕、食べないよ、ご飯食べてきた」という子が4.5人いたので、「おばさんはみんなに食べて貰おうと
お粥を作った。それに食べること自体も勉強だよ」というと、結局一年生の2人を除いて、他の子は
食べることになった。以前はこんなことは無かったのだが、最近はいつもこんな調子・・・。

 和尚がいないので坐禅はやめて(こどもは大喜び(^_^;))まつりの準備。子どもの出す店のポスター
描きと、菓子につけるくじを作らせた。去年は糊のつけ方のまずい物があって(全面にべったり塗った)
開けにくくて困ったくじがあったそうなので、今年はホチキス止めにした。いつもより少し早かったが
10時半に解散。

子どもは元気がよくて、本堂に入るとすぐさま飛び回り始める。あんまり暴れると床が抜けるし
壊れるよと脅かしながら相手をするのだが、ちょっと静かになったと思うと、また走り回る子が出てきたり
兄に泣かされた男の子を、他の子が一生懸命なだめたり、ふぅ・・・。
それでも6年生が下級生を指図してまとめてくれるし、小さい子が私の膝に入ってきたりすり寄ってきたり
かわいいものだ。

終わってから本堂とトイレの掃除をして、午後は東京へ出かけた。
5時からNHKホールでNHK邦楽技能者育成会50周年記念として「日本音楽の祭典」というコンサートが
あったのだ。人間国宝をはじめ、一つのコンサートでこんな出演者が揃うことはまずあり得ないという
豪華版でしかも入場無料。これなら交通費をかけても行く価値があると思って整理券を申し込んでおいた。
ここで紅白歌合戦もやるのだなあと見回しながら、NHKホールに初めて入った。
すばらしいコンサートだった。11/3に放映されるそうだ。

17.10.14

昨日妹に枝豆を貰った。茹でてそのまま食べるのには多いので、この際餡を作ってみようかと思い、
ついでにフードカッターも借りてきた。茹でてから外の皮はもちろん、中の薄皮も剥くのでなかなか
面倒だがきれいなあんこができた。とりあえず使う予定がないので冷凍保存。何を作ろうかな?

天気予報では雨と言っていたが、予報が外れて昨日も今日も晴天。座布団カバーの洗濯完了\(^o^)/。
洗うのは洗濯機がやってくれるが、カバーを外したりかぶせたりする方が面倒。
それとほぼ半分以上の赤いカバーは洗うとひどく色が出る。だから他の物と一緒に洗えない。
これは困る。
次はカーテンかな。

17.10.13

 御詠歌の稽古。出たついでにそらの道まつりの買い物をと思い、菓子屋の卸に寄った。
子ども会で売る1個10円の菓子を400個分ほど店の人に見繕って貰った。今時の子どもに人気の
あるお菓子と言っても私には見当がつかないから、目的を言って揃えて貰ったのだ。
去年も買ったのだが、覚えていてくれて上手にいろいろな種類を混ぜてくれた。
 ついでに福引きの景品の分も買った。菓子は重くないので運ぶのには楽。
そのあと、包装資材屋でパックやごみ袋、レジ袋などを購入。気分が一度にまつりモードになった(^_^;)。

17.10.10

 今日は叔父の四九日忌で磐田のお寺に行った。同じ妙心寺派のお寺だった。

帰りの道すがら、千日紅をぎっしり植えてあるのを見かけた。千日紅は私も育てているが、
夏、花のない時には切り花にできるので重宝する。一輪ではそれほどきれいと思えないが
こうして量で圧倒されると見事だ。来年は花畑にいっぱい種をまこうかな。

17.10.11

 そらの道まつりの案内発送作業をした。檀家さん宛、過去の来場者宛、スタッフその他宛。
家族3人で作業。手伝って貰って助かった。

17.10.8
 
 今日は本山で御詠歌大会。連休初日なので新幹線は混んでいたが、先頭車両に乗ったので
坐ることができた。静岡を出るときには晴れて暑いくらいだったが、京都・花園駅に降りたときには土砂降り。
3人の寺庭さんと一緒だったので、近くて申し訳ないと思ったが駅からタクシーに乗った。

妙心寺に着いたときもひどい降りで、門から会場までの間に靴の中から服まで濡れてしまった。
あとの様子は寺庭婦人会のページで。

17.10.6

 今日は御詠歌の稽古日。出直して柴屋寺さんでお茶の稽古。

17.10.5

今日は御詠歌の会員さんのお見舞いに行ってきた。転んで骨折してリハビリ病院に入院している人が
いるので、他の会員さんを乗せて私が運転して行ってきた。元気そうでひと安心。でも帰り際に
とても淋しそうに見えたので、なんだか気の毒になってしまった。

駿河一国参りの計画を立てたのだが、やっと具体化して、チラシができてきた。

17.10.4

 今日は歯医者へ行ってきた。私は虫歯では苦労しなかったが、親譲りの歯周病では苦労した。
親譲りと言っても親のせいにするつもりもないが、歯はそれなりに磨いてきたものの、悪くなる一方だった。
亡母は私の年齢の時にはもう総入れ歯だったし父も今では総入れ歯、父方の祖父はかなり早い時期に
総入れ歯だったという。が、親譲りと言っても妹たちは私のようなことはない。
姉妹でも体質は違うのだろう。

 疲れると肩凝りから全身の不調、そして歯茎が腫れ化膿、歯医者へ行って抗生物質を貰い、
それを服用して腫れが退いてから歯石取り。その繰り返しの後、次第に歯がぐらつき始め、
痛みで固い物が噛めなくなり、抜歯という経過を辿ってきた。
抜歯後ブリッジをしても、今度はその土台の歯がまた痛み始め、結局左では噛めなくなって
しまった。

 そのうちに今度は右の下奥歯も抜歯、その後上が痛み出し、右でも噛めなくなってしまった。
ご飯くらいは平気だが、ちょっと固い物はダメ。そして固い物を噛むとよけいひどくなるから
気をつけてと言われても、この年齢でこれからずっとその状態・・・と思うと憂うつきわまりなかった。
ちなみに抜いた歯は全く虫歯のない物もあった。ああ、もったいない。
しかしこれだけ気をつけていても歯周病はどんどん進む。私はどうしても歯だけが原因とは思えなかった。

 上の歯も回復の見込みはなく、いずれ抜歯しかないと言われ、思いきったのが4年前。
歯の本は何冊も買ったが、その中のある著者の歯科医院へかかることにした。
最初の診察は院長先生がなさったが、開口一番「これは治りますよ」と言われ、信じられない思いだった。
今までにこんなに自信にあふれた言葉を歯科で聞いたことがなかったのだ。

 ちなみにこの歯科では歯の悪いのは全身の病気と考え、食事や生活指導にも力が注がれる。
私はここでの治療を始めてから玄米食にした。玄米でなくても分づき米を食べるようにと
言われるのだが、私は一足飛びに玄米にしてしまった。そして歯周病の中でも私の場合は
低血圧貧血型であるので、食べ物に気をつけることにした。と言ってももともと食事量は多いし
好き嫌いも無い。でも若い頃から貧血傾向だった。体質なのだろう。

 貧血というと鉄分を摂るように言われるが、食事の時にお茶や紅茶を飲むと、その中のタンニンと
鉄が化合してタンニン鉄になり吸収が悪くなると言われたのは、新鮮だった。
栄養士だから栄養学は勉強したが、あれとこれを摂取するようにという勉強をしても
こういう風な考え方は習わなかった(記憶 (^^)ゞ)。
お茶でもほうじ茶ならよいとのこと、しかしこれもまた悩むところだ。
最近しきりにお茶で癌予防になると言われるし、うちでは一応無農薬でお茶も作ってる。
それを食事時に飲めないのも淋しい話だ。
それでもまずは歯を第一にと、薄いお茶にしたり、そば茶を飲んだりしている。

初日には、続けて「こんな噛み合わせでよく我慢していましたね」と若い先生二人がかりで、
(じきに取ってしまうブリッジなのに)40分ほどかけて咬合調整をしてくれた。そして、ぐらつく歯には
ワイヤをかけ固定。治療方針が提示された。その前に骨密度の測定もあったが、実年齢より若く
出たので安心した。

 既に抜歯してあった部分は治療が早く片付いたが、その後2本順繰りに抜歯したので完成まで
4年もかかってしまった。しかし今ではどんな固い物も平気だし、この4年間歯茎の腫れたことは
一度もない、肩凝りも楽になった。今まで抜歯するごとに噛み合わせが悪くなって、肩凝りや
背中の痛みが出たのだと思う。

 私は前歯がきれいなので、誰もこんなに歯に悩んでいたとは思わないらしいが、この年で(^_^;)
料理をみて「あ、これは食べられない」などと思うのは我慢できなかった。特別長生きをしたいとは
思わないが、あと20年あるとしても、お金と時間をかける価値はあると思ったのだ。
 しかし歯の悪いのも目の悪いのもお金がかかる (^^)ゞ。おかげで丈夫で病気らしい病気をしないの
だから、ま、よしとするか (^。^)v。

あと1回でとりあえず治療は終了。もう何年も何年も噛んでいない左側でも噛めるようになるかと思うと
(今は仮歯なのでちょっと噛みにくい)天にも昇る気持ちだ。右側の被せ物が入り、初めて噛んだとき
痛みが全くなく固い物が噛めたのだが、この瞬間まさに\(^o^)/の心境で忘れられない。
歯医者では咬合調整だけで物は食べられないから、帰宅してからの初めて噛む瞬間、さすがに不安
だったである。

インプラントをしたり、横向きに歯茎の中にもぐっていた親知らずを抜いたり、痛い思いもしたけど
本当に良かった。

17.10.3

先月末のお菓子教室の時、栗をいただいた。うちの栗も少し落ちたので渋皮煮を作らなくてはと
思いつつなかなかその気になれなかった。だって栗の皮をむくのはけっこう大変。
それでもやっと覚悟を決め、二日がかりで煮た。砂糖を入れてから二十分ほどしか煮ないやり方
なので、栗の味と食感が残っている。時間はもっとじっくり煮て、ねっとりとした渋皮煮を作ってみようか。

 こちらもやっと思い立ったのだが、繕い物などの縫い物をした。袋に入れたまま放置してあった
古タオルでの雑巾作りや和尚の作務着のズボンの膝当て、私の長襦袢の襟付けや和尚の襦袢の半襟
の取り替え。なかなか時間がかかった。特に和尚の襦袢は、半襟に穴があいたので付け替えて欲しいと
言われていたのだが、この襟はミシンで芯地まで一緒に縫ってある。ほどくと衿自体が取れてしまう。
だから襟を付ける作業をすることになり、面倒だった。
ずっと前、さらしを買って襦袢を自分で作ったことがあった。古いのをほどいてその通りに縫ったのだ。
今ではとても時間がないので既製品を買う。

 夕方までかかってしまったが、すっかり片付いたのですっきりした。

17.10.2

 今日は住職は臨済寺の開山忌へ。
暑かった。家の中でも28度あったから、外では30度を超えていただろう。

17.10.1

 昨日、今日と晴天。秋晴れでからっとしていてとても気持ちがよい。
で、今日から本堂の座布団カバーを少しずつ洗うことにした。普段出してあるのが50枚くらいかな。
更に50枚くらいはあると思うがこれはしまってある。少しずつ洗ってはカバーをかけ替え、日に干したら
気持ち良くなった。

 今日、檀家のTさんが用事があってきてくれた。以前御詠歌をやっていた人で、年を訊いたら89歳との
こと。でも耳は全く遠くなく、話していると反応の速さはとてもそのお年を感じさせない。
このTさんは御主人が戦死なさったそうでずいぶん苦労なさったとのこと、以前そのお話もうかがった
のだが、とにかく話しっぷりが愚痴っぽくなくて気持ちが良い。その時、先先住の幽霊の話を
聞いたのだが私も良く覚えていなかったので、いつかもう一度聞きたいと思っていた。

これ幸いとまた話して貰った。ちなみに先住は現住職の父親だが、先先住とは血縁関係は無い。
お盆の時、彼女と妹さん、隣の娘さん(その頃はみんな娘さんだった (^^)ゞ)の3人で縁側に寝そべって
いたら目の前の畑のかぼちゃ棚(かぼちゃのツルをからませてあったのだろう)の上の方に白い物が
見えたそうだ。

なんだろう?とよく見ると亡くなった和尚さんの姿だった。白い髭(長いあごひげをはやしていた)と
払子(ほっす・・・お葬式に使う)を持っていて、衣の裾が足の進むのに合わせてひらひらと動くのが
見えたそうだ。 

向かいにあるMさんのお宅の方へ歩いて行って消えたそう。そのMさんは、先先住が亡くなった後
毎日お寺にお茶を供えに来て下さっていたそうなので、挨拶に行ったのかな?
その幽霊を見たあとすぐに、亡くなった和尚様の奥様がTさんのお宅にいらしたので、
その話をしたら「お盆のご挨拶が遅れて」と涙を流しておられたそう。
このTさんの妹さんもまだお元気だそうで、「私一人が見たわけじゃないから確かだよ」と言っておられた。

お年寄りに昔話を聞く機会がたまにあるが、なかなか面白い。
昔は小学校の学芸会みたいなものを、各村でやった、**さんの家でやったときはこんなで、こんな
面白いことがあったとか・・・。
そうそう、上のTさんの話で、和尚さんの奥さんに裁縫を習っていたのだが、和尚さんがお手洗いに入ると
外から鍵をかけて中から開けられないようにするようないたずらをしたそう。
亡義母も裁縫を教えていたそうで、昨年の葬儀の時には「裁縫を教わってお世話になったから」と
挨拶して下さった方がいた。